事業報告「故郷長崎の水源を育み、子どもが憩う森つくり」
令和4年度 脱炭素化にかかる市民環境活動応援事業
実施期間 自 令和5年2月10日
至 令和5年3月10日
申請者 考える森 代表 薗田 麻衣子
2月13日~3月7日
植樹地の女の都子ども園 園長(平慶生先生)と打ち合わせ。その後、前園長(平雅子先生)に引継ぎ、5回以上打ち合わせをして、樹種・植える場所、保護者への周知、道具の手配などについて入念に打ち合わせをした。
2月21日
講師(坂本様)より、炭素を活用した、土中環境の改善方法をワークショップ頂いた。また、2月25日の植樹に向けて山を下見し、どんな樹木が適しているかの打ち合わせを行った。
2月25日
講師(松尾様、堀川様)に御指導いただいて、植樹ワークショップを行った。
3月7日
植樹した樹木の様子を見まわり、炭素を活用した土中環境整備を行った。
植樹前の写真
裏山の一部を削って出来た広場、剥き出しの地面で木陰もない。ここに植樹し健康な木を育てて行くことで炭素固定する。
植樹の以前に、大切な山の見立て。講師を招き地形を見て雨水の流れを読み。そこにある自然を活かしながら土中環境を整えていくワークショップを行った。
植樹ワークショップ。
講師に指導いただきながら、18種類の樹木を植樹した。
植樹した樹木の周辺に、穴を掘り炭素を入れ、そこにある自然を活用しながら、雨水の浸透するガイドを作っていく。これにより、土中の微生物の有機物分解が活発に進み、微細な水脈と空気の道が出来る為、土中の根が呼吸し、しっかりと根を張って行く。
植樹した樹木が炭素固定をしながら、大きな木に育つように事後整備をした。樹木のマップ。植樹した樹木の側で憩う子ども達。未来の森の様子が垣間見える
炭素固定しながら成長する木の根の力を借りて深く地面を耕し、水と空気が循環し湧き出す豊かな水源を育む森へと成長していく。
そこに、子どもたちが集い遊ぶ。
季節の花が咲き、実りを自らの手で収穫して、笑いあう憩いの風が吹く。
このカーボンニュートラル活動が、地球人としての子どもたちの感受性を養い、何世代も先まで地球の自然の恵みの中で人が暮らしていけますように祈りを込めます。
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